NEWSPRESS RELEASE

2020.11.4

日本初、コンセント差込型LTE通信対応IoTルーター「コネクトハブ セルラーモデル」を販売開始

〜Wi-Fiの設定が不要でコンセントに差し込むだけでさまざまなIoTサービスと連携可能〜

 

エンコアードジャパン株式会社

ソフトバンク株式会社の子会社であるエンコアードジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:中野 明彦、以下「エンコアード」)は、ソフトバンク株式会社や他の通信事業者が提供するLTE通信網を介して「コネクト」サービスにつなげるIoTルーター「コネクトハブ セルラーモデル」を11月より販売を開始しています。

「コネクト」サービスはさまざまなIoT機器を連携し、一つのアプリに統合したオールインワンサービスです。連携するIoT機器の情報は、クラウドを介してアプリに通知します。エンコアードはIoTサービス市場の急速な拡大を見据え、「コネクト」サービスで連携されるさまざまなIoT機器の情報を集約するIoTルーター「コネクトハブ Wi-Fiモデル」を昨年発売し、Wi-Fi経由のインターネット接続による各種スマートホームサービスを推進してきました。今回の「コネクトハブ セルラーモデル」では従来の「コネクトハブ Wi-Fiモデル」にLTE通信機能を追加し、インターネット環境によらず、コンセントに差し込むだけで「コネクト」サービスがすぐに利用可能となる進化を遂げました。これにより、どなたでも簡単に利用でき、設置場所を選ばずどこでも使えることから、活用領域はスマートホーム(個人向けIoTサービス)に留まらず、業務用・産業用ソリューションとしての拡がりを見込めます。

 

■接続イメージ

 

「コネクトハブ セルラーモデル」は本体内に組み込まれた高性能CPUによるエッジコンピューティング技術により、IoT機器から得られるデータを分析し、サービス向けに加工したデータとしてクラウドにアップロードします。これにより IoT 機器のデ ータをそのままクラウドや本体外と通信する必要がなく、不要なデータ送信を行わない最適化処理を行うため、情報セキュリティの強化とともに、クラウドへの通信量が最小化されることで低廉なサービス料金での提供が可能です。

エンコアードは、特許技術や独自AIを活用したビッグデータ分析技術を駆使し、今後も最新かつ最先端のプロダクトやサービスの創出に向けた技術開発を推進します。

 

■「コネクト」サービスのイメージ

 

 

詳細はこちらをご覧ください。

 

■製品特長

1. 日本初※、コンセント差込型LTE通信対応IoTルーター

コンセント差込型、かつ業界最小サイズにより、設置しやすさを追求。通信回線はソフトバンク株式会社に加え、他の通信事業者が提供するLTE通信網にも対応可能。

2. 簡単設置・設定

電源コンセントに差し込むだけでお客さまによる操作なしにインターネットへの接続が完了するため、設定に迷うことなくご利用いただけます。

3. エッジコンピューティング技術搭載

高性能CPUを装備し、IoT機器から収集したデータを逐一クラウドへ通信することなく、サービス向けに加工したデータのみクラウドへアップロードします。これにより、IoT機器のデータをそのままクラウドや本体外と通信する必要がなく、不要なデータ送信を行わない最適化処理を行うことにより、情報セキュリティの強化とともに、通信量が最小化されることで低廉なサービス料金での提供が可能です。

4. 1台で複数接続対応

1台で複数台のIoT機器に接続が可能なため、それぞれ単体でクラウドへアクセスする必要があったIoT機器の情報を1台に集約してデータを送信します。BluetoothとWi-Fiどちらにも対応しているため、さまざまなIoT機器との連携が可能です。

5. ソフトウェアアップデート機能

LTE通信によるソフトウェアアップデート機能に対応しているため、導入・設置後であっても、新たな機器との連携によるサービスの追加や変更を遠隔操作で実現します。

※ 2020年10月30日時点(当社調べ)。

 

■製品仕様

 

電源 AC100V 50・60Hz
消費電流 Max. 0.2A
動作環境 温度:-10度~40度

湿度:10%~90%

外部通信 LTE Cat.M1
内部通信 Wi-Fi 2.4GHz (IEEE 802.11b/g/n)

Bluetooth version 4.2

主な外形素材 難燃性 ABS
外形寸法 41mm(W)×72mm(H)×23mm(T)
※差し込み部除く
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